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Album Info
Release Date: 2021-04-21Label: Teichiku Entertainment
Kiyotaka Sugiyama's notes on this album:"この原稿を依頼された時、それぞれの曲に対する思い入れなどを書いて欲しいと言われました。オメガトライブの「ふたりの夏物語」で始まって、これもオメガトライブの「アローン・アゲイン」で終わっているこのアルバムの音を聞くまでは、「ああ、この曲を歌っていた時はあんな事を考えていたなぁ。あの曲の唄入れは苦労したなぁ。」などと、クレジットされた曲のタイトルを見ながら、そんな思いが湧いてきたのですが、1曲目のイントロが始まって歌が出てきた途端、そんな思い達は何処かへ消え去ってしまいました。今、耳に入ってきている音はカヴァーというよりも、全く新しい作品群であったからです。Joey McCoy＆Friendsの生み出す歌が自由にそのラインをうねりながら進んでいくのを聴くと、自分が過去歌っていたものとは思えない程、新しい作品に生まれ変わっています。まあ、本来カヴァーというのはそういうものでありますが、それがいざ自分の作品に関わってくると、あたり前のこともあたり前に聴こえなくなってしまう様で、前記したような動揺も生じているありさまでして。とりあえず、オメガがどうだ杉山がどうだなんて事よりも、このアルバム「Summer Time Memories」がとても気持ち良く聴ける作品で、何気なく耳に入ってくる途中で、「あっ！この曲、サマー・サスピションだ！この曲、最後のHoly Nightだ/」てな具合に驚いて感激して聴いてもらいたいなと思います。そして、このアルバム関係者の皆さん、期待されていた文章とは遠くかけ離れた内容になってしまった事をお詫びします。しかし大切なのは、僕の思い入れよりも、この作品を作ったミュージシャン、ヴォーカリスト、スタッフの方達の思い入れなのではないでしょうか。それだけに素敵な良いアルバムになっています。"
1. Futari no natsumonogatari
2. Riverside Hotel
3. Silence ga Ippai
4. Mizu no naka no Answer
5. Saigo no Holy Night
6. Summer Suspicion
7. I Wanna Hold You
8. Kaze no Lonely Way
9. Alone Again