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Solo Accordion Standards by Saburo Tanooka

Artists


Album Info

Release Date: 2019-03-20

Label: Musilogue

世界中の大好きなスタンダード曲たちを、アコーディオニスト・田ノ岡三郎流の「スタンダード」な弾き方で、奏でたアルバムです。

アコーディオン奏者としてキャリアを開始したときから僕は「誰かのために目の前でアコーディオンを弾いてあげる」ということが多かったです。パリでの修行時代、スタンダード数曲しかレパートリーがありませんでしたが、お誕生日のお祝いや合格のお祝い、「ちょっと弾いてよ」の言われて、、、などなど、数曲のスタンダード曲が、気持ちを伝える「言語」となってくれました。

このアルバムには、そんな「あなたの目の前で弾いている」のに極めて近い演奏が15曲収められています。大好きな楽曲ばかりです。
好きな曲を、好きな弾き方で、弾きました。

ジャズスタンダードから日本歌曲まで、「SOLO ACCORDION STANDARDS」に収められている楽曲たちは、多くがアコーディオンソロで奏でられることの少ない楽曲です。何故レパートリーになったのか?何故人前で何百回、何千回と演奏する楽曲になったのか?は曲の数だけストーリーがあります。そのあたりはライブでお話ししましょう。ライブのお客様からリクエストしてもらって何気なく弾いたことからレパートリーになった曲もありますし、このアルバムを聴いて、僕のアコーディオンで聴いてみたい曲を教えてくれたら嬉しいです。

アコーディオン独奏という演奏スタイルには本当に奥深さがあり、それに気付いたときから僕は、様々な参加プロジェクトやアンサンブルでの活動と並行して「独奏会」を時折行っています。決して一人が好きなわけでも、メンバーにギャラを払うのをケチっているわけでもなく、、、フロントからサポートまでをアコーディオンという楽器とともに一人で完結するからこそ、心の趣くままに無意識に新しい奏法が飛び出したり、演奏者にさえ予測できないアレンジになる楽しさがあるからです。何より気持ちをダイレクトにお客様に伝えられますし!

そして劇伴やCM音楽などのお仕事でアコーディオンソロの素敵な楽曲をたくさん弾かせていただき、それをTVなどから客観的にたくさん聴いた経験も、このアルバムの演奏に生きていると思います。

アコーディオンソロカバー集のアイデアを頂いたMusilogue代表の野崎良太さんはじめ、レコーディングエンジニア池田新治郎さん、栗原健画伯、、既にたくさんの作品制作やステージをご一緒させていただいてきた皆さんとの制作作業は、あまりにもスムーズでした。僕の身体に染み付いているフェイバリットソングたちを素敵な形でお届けできることが本当に嬉しく、感謝しています。

アコーディオンが大好きな方も、全く聴いたことが無い方も、是非「SOLO ACCORDION STANDARDS」を手に取って、楽しんでいただけたらと思います。そしていつか、ライブ会場でお会いしましょう!!


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