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Album Info
Release Date: 1999-12-30Label: Platz
1999年12月30日 西荻アケタの店ライブAlto Saxophone - 津上研太
Bass - 水谷浩章
Drums - 楠本卓司
Guitar - 津村和彦
Piano, Ocarina - 明田川荘之
Tenor Saxophone - 榎本秀一, 松本健一
Trumpet - 岡野等
お馴染み天才アケタの最新作は“アケタの店”で恒例となっている年末ライヴ。ベテラン明田川荘之、岡野等、そして津上研太、松本健一などの若手(通称アケタ・ヤング)たちによるオーケストラの演奏(ちなみに“ベテラン”岡野らは自分たちが“アケタ・ヤング”に属さないことに強い不快の念を抱いているらしい)。(1)は明田川と水谷のデュオで、(2)は風変わりなテーマを持つやはりアケタ作のブルース。明田川の執拗な(?)リフ攻撃が続くなか、松本のブルージィなテナーが良い。(3)は明田川の歌が聴きもの。16分を超えるルンバ調の(4)では津村のギターが爆裂。破天荒な明田川のソロに続くやはり松本圧巻のソロ。(5)はアケタの他のアルバムにもあるバロック曲。どうもこのオーケストラにはナンセンス・ギャグにも通ずるユーモアというか可笑しみを感じるのだが、本作はそんな天才アケタの発する摩訶不思議な磁場の魅力に同調し、引き寄せられた実力派たちによる諧謔&快楽ジャズ・アルバムだ。 (渡辺昌美) --- 2000年12月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
気合の入ったライヴ・アルバムは、若きテナー、松本の圧倒的なソロが一番の聴きどころだ。おなじみのオーケストラとの共演は、クリエイティブで意外性にあふれ、決して飽きがこないもの。
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）